レトロパソコンMSXに関する何かしらを個人的にまとめています。

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ハードウェア仕様

基本仕様一覧

MSXMSX2MSX2+MSX turbo R
規格発表1983/061985/051988/091990/09
CPUZ80A相当品(クロック3.579545MHz)Z80A相当品(クロック3.579545MHz)
R-800(クロック28.6364MHz)
VDPTMS9918A相当品V9938相当品(MSX-VIDEO)V9958相当品
PPIi8255相当品
メモリROM32K(MSX-BASIC ver1.0)
 MAIN-ROM 32K
48K(MSX-BASIC ver2.0)
 MAIN-ROM 32K
 SUB-ROM 16K
80KB(MSX-BASIC ver3.0)
 MAIN-ROM 32K
 SUB-ROM 16K
 漢字ドライバ 16K
 単漢字変換 16KB
日本語BASIC
DISK BASIC Ver.1
MSX専用フロントエンドプロセッサ(MSX-JE)※
RAM8K以上64K以上256K以上
VRAM16K64Kまたは128K128K以上
画面表示テキスト英数・かな: 32文字x24行 / 40文字x24行英数・かな: 32文字x24行 / 80文字x24行
最大=漢字32文字13行(ノンインターレース時) / 40文字x24行(インターレース時)
解像度(最大)256 x 192ドット512 x 212ドット(ノンインターレス時)
512 x 424ドット(インターレス時)
スプライト4スプライト/1ライン、32画面8スプライト/1ライン、32画面
カラー固定16色512色中16色
256色同時
512色中16色
256色同時
19286色(自然画モード)
ハードウェアスクロール無し縦・横
サウンドPSGAY-3-8910相当品(8オクターブ3重和音および1効果音)
FM音源無しMSX-MUSIC(FM9重和音もしくはFM6重和音+リズム音5音)※MSX-MUSIC
PCM無し8ビットPCM
MIC端子無しPCM音声入力用(内蔵マイクも有り)
キーボード
(日本版)
英数、ひらがな、カタカナ、グラフィック記号
JIS/50音配列JIS/50音配列(ローマ字入力可能)
CMTFSK方式(1200/2400ボー)廃止
フロッピーディスク3.5"1DD※
フォーマットはMS-DOS準拠
3.5"2DD x1台※3.5"2DD x1台
プリンタ8ビットパラレル
セントロニクスインターフェイス準拠
ROMカートリッジI/Oバス
ゲームカートリッジ、拡張バスに対応するスロットを持つ
カートリッジスロットROMカートリッジ、拡張バスに対応するスロットを1つ以上
ジョイスティック1または2※2
漢字機能漢字ROMJIS第一水準
JIS第二水準※
漢字入力MSX-JE※単漢字変換(MSX-JE対応)
CLOCK-IC無し有り(RP5C01相当品)
RAMディスク機能無し有り(メインRAM)有り(マッパRAM)
電源AC内蔵
※はオプション装備
  • フロッピードライブはMSXのハード仕様上では3.5"の1DDおよび2DDドライブしか設定されていないが、MSX-DOSの設計上では3"、5"、8"の各サイズ、及び2HDにも対応していた。
  • 欧州系のMSX2はマッパRAMを搭載している機種が複数あったようだ

CPU

CPU一覧
名称メーカー製造開発年説明搭載機種
Z80AZilogMSX、MSX2、MSX2+の仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。
LH-0080ASHARPZ80A互換チップ
D780C-1NECZ80A互換チップ
HD64180日立製作所一部の機種に搭載されたZ80A互換チップ。しかし未定義命令が使用できない
ようにされていたため、それらを使用する一部のソフトが動作しなかった。
日本ビクター?: HC-90?HC-95?
三菱電機?: ML-TS100?ML-TS100M2?
R800アスキーアスキー三井物産セミコンダクタ1990Z80Aの10倍程度の処理速度を持つ上位互換16ビットチップ。松下電器: FS-A1ST?FS-A1GT

VDP

  • ビデオチップ。MSXではVRAMはメインRAMに接続されておらず、VDPがコントロールする
  • MSXではハードウェアへのアクセスはBIOSを使用することになっていたが、特に速度を稼ぐ必要があるVDPアクセスのみはI/Oポートへの直接アクセスが許容されていた
VDP一覧
名称メーカー製造開発年説明搭載機種
TMS9918ATexas InstrumentsMSXの仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。TMS9918の改良型だが、流通したのは
ほぼA付きのようだ。
TMS9118Texas InstrumentsTMS9918Aの互換チップ。接続されるDRAM容量を4倍にすることで部品数を減らした。カシオ計算機?: PV-7?
TMS9928ATexas InstrumentsTMS9918Aの改良型チップ。アナログRGB出力に対応した。しかし出力される色が若干異なる。
TMS9928ANTexas InstrumentsTMS9928Aのマイナーチェンジ版。
TMS9928ANLTexas InstrumentsTMS9928Aのマイナーチェンジ版。
V9938MSX2の仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。
V9958MSX2+、MSX turbo Rの仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。
V9978当初MSX3に搭載予定だったV9958の上位互換チップ。
V9990V9978を再設計し、上位互換ではなくなったビデオチップ。無し

音源

  • PSGへのアクセスはBIOSを使用する事になっていたが、一部ソフトは直接I/Oポートを叩いている
名称メーカー製造開発年説明
AY-3-8910MSXの仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。矩形波3声出力+ノイズジェネレータ1声(3声と別個に発音することは
出来ない)。PSGと呼ばれるチップは厳密にはこれを指す。ジョイスティックのI/O機能も持っている。
YM2151 OPMYAMAHA4オペレータFM音源。8声出力。FMサウンドシンセサイザーユニット SFG-01に搭載された。
YM2164 OPPYAMAHA4オペレータFM音源。8声出力。FMサウンドシンセサイザーユニットII SFG-05?に搭載された。
YM2149YAMAHAAY-3-8910互換チップ。
Y8950 MSX-AUDIOASCIIYAMAHAYM3526(OPL)にADPCM機能を追加した音源チップ。2オペレータFM音源。6声+リズム音源/9声出力。
FS-CA1 MSXオーディオユニットに搭載された。
YM2413 OPLLYAMAHA2オペレータFM音源。6声+リズム音源/9声出力。FMパナアミューズメントカートリッジとして発売され、MSX2+以降は本体に
搭載されるようになった。
SCCコナミコナミが独自に開発した波形メモリ音源。5声出力。いくつかのバージョンがある。

PPI

名称メーカー製造開発年説明
i8255MSXの仕様で相当品と指定されているオリジナルチップ。

スロット

スロットにはROM・RAM・カートリッジスロット等の、VRAM以外のメモリアドレスで読み書きを行うデバイスが接続される。
MSXでは4つの基本スロット(#0〜#3)とそれぞれに接続される4つの拡張スロット(#0-0〜#3-3)があり、各スロットは16KB単位の4つのページ(ページ0〜3)に区切られ、各スロットは計64KBのアドレス幅がある。そのため、最大で当時としては驚異的な1MBもの物理アドレスにアクセス可能な設計となっていた。
MAIN-ROMはスロット#0もしくはスロット#0-0のページ0、1に置かれ(MSX2バージョンアップカートリッジでは異なる)、本体のカートリッジスロットは必ず基本スロット(#1〜#3のいずれか)に接続されることになっている。
RAMは各ページごとにバラバラのスロットに接続されても良かったが、スロット番号の若い位置に接続されたRAMが優先的に使用される。

MSX1で多くの機種に設けられていた拡張バスの類もカートリッジスロットに準じて基本スロットに接続されていたため、64KB RAM、カートリッジスロット x2、拡張バスを全て同時には搭載できず、どれかを諦めねばならない仕様となっていた。

メモリ

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